ニュースレター 2021年 9月

村博物館 In ワインフィアテル

日頃の感謝を込めまして毎月ウィーンからの情報をお届けします。どうぞご意見・ご感想をお寄せください。さて、今回は、ニーダーエスタライヒ州のワインフィアテル地区にあります村博物館をご紹介させていただきます。

ウィーンから北へ約1時間、ニーダーエスタライヒ州のワインフィアテル(フィアテルは地区という意味)にあるニーダースルツ(Niedersulz)には、1900年代の80もの建物、30種類の庭園が22ヘクタールの敷地内にそのまま残されています。当時の農家の生活や様子、畑や庭園の使い方や薬用ハーブの育て方など、現在でも家畜の世話や庭園の手入れなど平行してなされており、まるで1900年にタイムスリップしたかのような世界観を楽しめる村博物館です。ウィーンから公共のバスも利用できます。

受付を通り過ぎるとまず最初に、先ほどの写真のようなのどかな風景が広がります。それだけでなんだか心が癒されますね。そして、最初に見学したのは、当時の小学校。子供たちの写真や学校の備品など、結構たくさん展示してありました。写真はその一部です。

また、ロバや鶏、やぎ、豚、がちょう、ウサギ、猫など農家にはかかせないたくさんの動物がいました。お子様連れには、嬉しいアトラクションですね!

ゆっくりゆっくり散策して、ワイン農家や村長さんのお宅など色んな階級の方々の暮らしぶりが見学できます。お墓もありました!

この敷地内にはガストハウスもあるので、そこでお食事もできます。メニューはなんと、方言で書かれています。私たちも1,2個わからないメニューがあり、お店の方に質問しました。ちなみに現在、育児休暇中の田中と一緒に回りました。この村博物館は田中おススメです!可愛いディアンドル(オーストリアの民族衣装)を着ているのは、田中の娘さんです。私たちは、この通り元気にしております。

庭園は、きれいなお花やハーブ、野菜の栽培がされていました。素敵!

大きな資料館もあります。結局、私たちは3時間ぐらいゆっくりと滞在しました。食事なしなら、2時間ぐらいで回れると思います。

新しい観光地を探していらっしゃいましたら、是非、こちらの村博物館を取り入れてみてください。グループ、個人とご希望に合わせてお見積りさせていただきます。

ウィーンからは以上です。

2021年9月23日

ユーロスコープ 香山 あずさ

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